西丹沢・寄沢流域 菰吊沢
2022年1月10日(月)
東京=246号=寄大橋ゲート前〜秦野峠林道〜菰吊橋〜堰堤2個〜奥壁〜右岸尾根〜西峰〜東峰(720m)〜左岸尾根〜菰吊橋〜秦野峠林道〜寄大橋ゲート前=246号=東京
メンバー 単独
★4日前の南岸低気圧でヤビツ峠はまだ雪があるのでバイクでは行けないのでこういう時用の沢に行った。「溝江朝臣」さんの寄沢3大大滝登攀の「清兵衛沢大滝」、「山ノ神渡沢大滝」は見たが最後の「菰吊沢奥壁大滝」が沢登りの対象外で沢も小さいため今まで場所が分からなかった。「清兵衛沢大滝」は「丹沢200ルート」が出版されて載っていたので直ぐに行ったが「菰吊沢奥壁大滝」は「丹沢登山詳細図」を眺めていたら沢名が書いてあり場所が特定できた。ネットでは1件だけ載っていて「溝江朝臣」さんの事が書いてあり登れず周回していたので僕も同じルートをとった。世の中は3連休の3日目なので道路が空いている予想で5時半起床、6時10分出発。林道がバイクが入れれば入ろうかと思ったがゲートにバイクの入れるすきがなかったので計画通り寄大橋から出合の橋まで30分歩く。橋の下に降りて堰堤2個を左から巻く。目の前に奥壁が広がり暫く眺める。寄沢流域自体がボロボロの岩なので登る対象外なのだが「溝江朝臣」さんは「菰吊沢奥壁大滝」をハーケン29本、右隣の中又大滝をハーケン20本で人工で登っているが「清兵衛沢大滝」、「山ノ神渡沢大滝」は沢の途中にありボロボロの岩ながらも登れそうな気がしたが菰吊沢大滝は奥壁なので単なるガレで正面から見ると傾斜が落ちて見えるので脆くなければ登れそうな感じがするが横から見たらやっぱり、立っている。26年前の記録なので壁も変わってきているのだろう、下には崩れた砂利が積まれて取り付きの高さも低くなっている。だからと言って26年前なら登れる壁だったのかとは思えない。そもそもハーケンが利くような岩質ではないので「溝江朝臣」さんは命賭けて登ったのだろうな?右岸の尾根を登り稜線に出るとバリケードのある網に出てそのまま溝江さんが言う菰吊山に行く。西峰、東峰になっているが地形図の720mは東峰で東峰から左岸尾根を出合まで下る。これで以前から気になっていた「溝江朝臣」さんの寄沢3大大滝登攀の大滝を登る事は最初から無理だが見る事が出来た。そもそも今の時代で寄沢3大大滝を一つでも登攀しようとする登山者は皆無だろう。行動時間は2時間。
     
 寄大橋ゲート前  菰吊橋  菰吊橋
     
 菰吊橋から見た奥壁  菰吊橋の下に降りた  堰堤1個目
     
 堰堤2個目  奥壁  右俣
     
 大滝  砂利が溜まる  横から見た
     
 稜線に出た  単なる崩壊地  単なる崩壊地
     
 西峰から東峰  東峰にて  左岸尾根から見た

★本日のツーリング
行き 84.6キロ 2時間
帰り 84.3キロ 2時間35分
走行距離 168.9キロ

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