八溝山系・筑波山 V字谷ルート 
2010年4月1日(木)
東京=南千住=つくば=バス=筑波神社入口〜梅林〜踏み跡〜V字谷取付き〜二俣〜V字谷〜自然研究路(東屋が
ある所)〜男体山〜御幸ヶ原コース〜筑波神社入口=バス=つくば=南千住=東京
 メンバー  単独
◆筑波山には最近ようやく全部の登山道が許可になって7本ありますが日本百名山にも選ばれ都心から近く信仰の山
として人気があり低山故に無数の踏み後がありこれらのルートを入れると誰が数えたかは分からないが130本のルー
トがあるそうです。水戸光圀公が開いた道もあるそうです。その中の最難ルートで筑波山で沢登り、岩登り?で有名な
V字谷を登って来ました。取付が分かっていれば30分位で行ける所を取付まで2時間かかりました。V字谷の位置は
調べて大方分かっていたのですが迷いました。取付までの道も登山道ではないので地図にはでていないし、わかりづら
いです。ネットで検索しても核心部や出合いの写真しかないし、登っている人達は何回も筑波山に通っている人達ばか
りです。14年振りに筑波山に行って2時間で取付まで行けたのだからまあ良しとしよう。最初に入った沢がV字谷だっ
たが藪っぽくなってきて違うなと思い登ったり下ったりトラバースしたり筑波山南面をさまよっていました。結局、梅林ま
で戻って最初に入った沢の右となりの沢を気にしながら踏み後をグングンと登ったら赤ペンキで「V」と書いてある岩を
発見した。筑波山山頂2往復分位は歩きました。取付は標高450メートル位でした。取付から終了点まで標高差400
メートル位を一気に登りました。ネットで調べた写真を見ると水が流れている写真と水が流れていない写真があり登山
靴で登っている。装備をどうするかは、全てに対応出来るよう、どうせ日帰りなので沢の用意をする事にした。結果、正
解だった。水をよけて登山靴で登るから最難ルートなんて呼ばれるのではないかと思う。コケも多いし滑るし断然沢靴
で快適登攀でしょう。
◆梅林を上まで上がり林道(沼田新田酒寄線)を少し歩くと水のある沢で堰堤があった。この沢が結局上でV字谷にな
るがここから上がったらV字谷まで到達できないので梅林を一番上まで行き踏み跡に入るのが正解。しばらく登って行
くと赤ペンキで「V」の字を発見できる。取付きが分かれば赤ペンキの「V」が終了点まで導いてくれる。ここまで多く赤ペ
ンキで書かなくても良いのにと思うぐらい「V」が沢山ある。ハイライトのV字谷は沢靴で登れば問題なくスラブの上がテ
ラスと言われている休憩できる場所がありそこから上は水量もなくなり最後は踏み跡を登って行くと自然研究路の「筑
波山の衣替をする樹林」と書かれた看板のある東屋に出る。
◆行きに筑波学園都市の方から筑波山を見たら山頂に雲がかかっていた。この日は風も強く展望もないので男体山
だけ登り一般登山道の御幸ヶ原コースを下ったが結構滑る。平日なのに多くのハイカーがいた。下ったら天気も晴れて
来た。
最初に入った沢 最初の「V」は消えかかっている V字谷取付き
直ぐの二俣は左に行く 赤ペンキの「V」 前半は荒れている
V字谷 V字谷 V字谷の核心
V字谷の核心 この上がテラス テラスの上
上部 最後の詰め 終了点
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