北日高・剣山、十勝・三峰山沢右俣〜左俣下降、北大雪・ニセイチャロマップ川第一川左俣〜右俣下降
2010年8月22日(日)夜〜26日(木)
8月22日(日)夜発 東京=羽田=千歳=札幌 「ホテルノースイン北農健保会館」泊
8月23日(月)札幌=十勝清水=登山口〜二の森〜三の森〜鎖場〜剣山〜往路を戻る〜登山口=沙流川温泉「日
高高原荘」にて入浴=札幌 「ホテルノースイン北農健保会館」泊
8月24日(火)札幌=旭川=上富良野=吹上温泉「白銀荘」泊
8月25日(水)ホテルバーデン上富良野前〜入渓〜二俣〜右俣〜九重ノ滝〜華雲ノ滝〜北尾根〜富良野岳〜登山道
〜左俣下降〜雄鹿ノ滝〜ホテルバーデン上富良野前=「吹上温泉無料露天風呂」にて入浴=旭川=層雲峡=ニセイ
チャロマップ林道=出合 テント泊
8月26日(木)出合〜F1〜F2〜50mの大岩壁〜F3〜930m分岐〜1050m分岐〜屏風岳〜右俣下降〜出合=旭
川=札幌=千歳=羽田=東京
 メンバー  田中、他
北日高・剣山
◆札幌の常宿「ホテルノースイン北農健保会館」が9月末で宿泊業務を終了するので最後の宿泊となる。非常に残念
です。天気予報が前日に悪い方へと変わり登山口から少し歩くと雨が降ってきて一の森で雨具の上下を着る。その後
は雨が強くなり酷い雨だった。翌日にかけて北海道は記録的な豪雨で高速や一般道も一部通行止め鉄道もあちらこち
らで運転見合わせとなり川は増水して町の中の川も濁流となっていて大きな沢へは入れなくなり予定を変更する。
登山口の剣山神社 一の森 三の森
母の胎内 山頂直下の梯子 剣山の山頂にて

十勝・三峰山沢右俣〜富良野岳〜左俣下降
◆24日(火)はどの沢にも入渓出来ず上富良野にある吹上温泉「白銀荘」に12時から温泉に入って酒を飲んでいた。
25日(水)は朝5時に「白銀荘」を出発。ホテルバーデン上富良野前に車を止めて少し下がった作業道を入り終点まで
行き踏み後を歩いて二俣へ。ここから沢登りが始まる。いきなり九重ノ滝が見えるが九重ノ滝は傾斜も弱く左側を慎重
に登る。次々と現れる連爆帯は適当に越えていく。華雲ノ滝は右側から巻く。その後の連爆帯も登れる。ガスっていて
何も見えず源頭部はいくつも沢が分かれていて一番上りやすい所を登ったら北尾根のコルに出た。北尾根のリッジを
しばらく登り富良野岳の山頂に着く。大きな三角点があるなと思ったら一等三角点だった。下りは登山道を行き縦走路
の分岐を左に入り最初のガレ沢(少し水が流れている)から下降開始。左俣に合流すると雌鹿ノ滝の下に出る。そのま
ま下って雄鹿ノ滝は50m以上のロープがあれば懸垂下降できるが30mロープしか持ってこなかったので右岸を巻い
て降りるが最後に1回懸垂下降した。その下は直ぐに二俣に出て元来た道を歩く。左俣は雌鹿ノ滝と雄鹿の滝以外は
何もないので下降用の沢とした。「吹上温泉無料露天風呂」を一回も入ったことがないので行ってみる。旭川の営林署
に寄って上川のニセイチャロマップ林道のゲートを開けて次の沢へ向かう。
二俣 九重ノ滝 九重ノ滝
連爆帯 連爆帯 華雲ノ滝
華雲ノ滝の巻きから上部を見る 右俣源頭部 富良野岳の山頂にて
下降点 雌鹿ノ滝 雄鹿ノ滝

北大雪・ニセイチャロマップ川第一川左俣〜屏風岳〜右俣下降
◆26日(木)3時半起きの4時40分に出合を出発。最初の堰堤は左側から巻き。F1〜F2は左側で巻き。F3は右側
を登る。930m分岐までは大きなフキが沢山ある。930m分岐を左に入って1050m分岐まではヤブっぽくて意外と時
間がかかる。1050m分岐を右に入ると次々と滝が現れてくるこの沢のハイライトだ。源頭部を過ぎるとしばらく藪コギ
を強いられる。稜線に出て初めて展望が見られて右に少し行くと屏風岳の山頂でした。山頂を北側に少し行き右俣へ
下降開始。最初は笹で滑って仕方がない。沢型をはずさないように下山。本流に合流すると930m分岐まで幾つかの
滝があるが巻いて降りられる。
出合から堰堤が見える F1−10m F2−15m
50mの大岩壁 F3−15m 930m分岐
三段の滝 連爆帯 左俣の滝
源頭部 ニセイカウシュッペ南稜が見える 屏風岳
屏風岳の山頂にて 屏風岳の北側 右俣の滝
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