中央アルプス・正沢川 悪沢
2009年1月1日(木)〜2日(金)
1月1日(木)東京=中央道=塩尻IC=木曽駒高原スキー場〜水晶沢出合まで偵察〜木曽駒高原スキー場 テント泊
1月2日(金)木曽駒高原スキー場〜悪沢出合〜大滝〜標高2350m稜線登山道〜福島Bコース〜木曽駒高原スキー場=権兵衛トンネル=伊那IC=中央道=勝沼IC=柳沢峠=奥多摩=東京
メンバー  田中、石田
◆1日(木)の朝、東京を出発して塩尻ICで降りて木曽を南下する。途中の酒屋で新年会用の日本酒「七笑」の純米吟醸と缶ビールを石田さんが買ってくれる。木曽駒高原スキー場の水場に11:30に到着して12:00から廃止になったスキー場のゲレンデを登り水晶沢出合までトレースを付けに偵察に行く。本流の氷結状態を確認して14:00に戻り、14:30からテントの中で新年会とする。
◆2日(金)4:00起きの5:40分出発。昨日付けたトレースをヘッドランプで追う。水晶沢が見事なナメで完全結氷になっている。その直ぐ隣に悪沢の出合は上部の大滝を考えると貧弱だ。正沢川の本流が良い感じで結氷していたので沢の中を歩いて悪沢出合に行けたが氷結していないと厄介だろう。小滝を越え最初のCS滝は右から石田さんが行くが岩が出ており釜も滝も氷結が悪く左から大高巻きする。次に左岸から大きな滝を落として支沢が入り10mCS滝はザイルを出して田中がリードで登るビレイ点は右岸にあり。ゴルジュを越えていくといよいよ大滝が見える。60m大滝は2ピッチで田中がリード。右から登って左に上がろうと話をしていたが登って行くと左の滝は岩の上の落ち口に氷がない部分が結構あり右をそのまま詰める。大滝の上も小滝があり楽しませてくれる。次第に積雪が増え大滝から標高差約300mを登山道まで2時間半かけてラッセルする。最後は急登。早めに右に上がってしまえば早かったのかもしれないが真直ぐに登って行ったので多分福島Bコースの5合目半位に出たのだと思う。(登山道に出て一下りしたら5合目の看板があった)標高は2350メートル地点。車に戻ってきたのは15:10だったので9時間半行動となった。
樹林の中を水晶沢出合まで行く 完全に氷結した水晶沢 正沢川本流の様子
悪沢出合 このCSは左から高巻き 左岸の支沢
10mCS滝  ゴルジュ 60m大滝
60m大滝1ピッチ目 60m大滝2ピッチ目 大滝の上
最後の滝 登山道に出た 福島Bコース5合目の看板 
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