裏妙義・産泰山東壁ルンゼ
2009年5月5日(火)
東京=JR横川駅〜ペントナイト工場〜御岳沢〜林道〜東壁ルンゼ〜支尾根〜産泰山〜ザンゲ岩〜麻芋の滝〜JR
横川駅=東京
メンバー 単独
◆ペントナイト工場の入口左の踏み後より御岳沢に入る。御岳沢は涸沢でエアリアマップにも載っている二俣に直ぐ出
会う。二俣を右に行くとCS滝、取水口が出てきてその先にコンクリートの壁が現れてその上が林道になっている。林道
を右に少し歩き御岳沢の1本右に入るが藪が濃くて躊躇してしまう。平坦な地形ゆえに沢型も浅くて藪でどこを歩いて
いるか分からなくなってしまう。御岳沢も下流域は相当荒れているだろうと想像出来る。地形図で岩記号のある所には
東壁は絶対に登れない40mはあろうスラブの壁が現れた。これを見たことのある人が果たしているだろうか?アプロ
ーチが大変だから誰もこないだろうけど少し水が流れているので冬は凍るのかな?このスラブ滝を左から巻くが東壁
の岩登りで緊張する事実上の核深部で写真は1枚も撮る余裕がなかった。垂直に近い藪岩稜でパーティーを組んで登
っていたら100%ザイルを出して登っているだろう。支尾根に上がると歩きやすい踏み後があり上に登って行くと登山
道に出る前に「二十三夜」の碑があった。直ぐ右隣上が産泰山の山頂でここで着替えた。産泰山から鼻曲り方面に登
山道を少し歩くと東壁の方に立派な踏み後がある。この踏み後と私が登った支尾根の踏み後と両方とも「失われた道」
と言われている五科に降りられる道だと思う。妙義山は昔から登られている山で山域が浅い為か小さなピークでも巻き
道があったり登山道ではない尾根にも踏み跡があったりする。下山道で途中にあるザンゲ岩は空中に飛び出していて
眺めが良い。麓から見ると本当に空中に飛び出しているのが良く分かる。行動時間は3時間。
御岳と産泰山の間の谷 御岳沢入って直ぐのCS 林道
下流域は荒れていて藪 大岩 40mスラブ滝
岩登りの始まり 支尾根 東壁ルンゼ最後の滝
登山道の直ぐ下に二十三夜の碑 産泰山の山頂にて 登ってきたルンゼ
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