西上州・碧岩西稜
2009年5月19日(火)夜〜20日(水)
5月19日(火)夜発 東京=高崎 ビジネスホテル「高崎駅前プラザホテル」泊
5月20日(水)高崎=下仁田=バス=3段ノ滝駐車場〜3段ノ滝上〜取り付きルンゼ〜第二コル〜西稜〜碧岩〜南稜
一般ルート〜3段ノ滝駐車場〜勧能=バス=下仁田=東京 
メンバー 単独 
◆3段ノ滝駐車場から遊歩道を進み3段ノ滝の上から直ぐ左に見えるコルが第一コルだがここからは登ってはならな
い。第二コルへのルンゼを行き過ぎてしまい遊歩道を戻ってルンゼへ入る。10分も登るとコルに上がる木に古そうな
赤布が巻いてあった。碧岩西稜は赤布があるとか、フィックスロープが張ってあるとか話を聞くが今回行ってみて赤布
はここだけで全くそのようなことはなかった。コルに上がると西稜は明瞭で踏み後もあり迷うことはない。一番難しいの
は取り付きを見つけることだった。西稜下部では振り返るとタカノス岩が見える。途中で尾根が少し太くなり、リッジを行
っても右から巻いてもどうでも行けた。ハングの岩は右から木を掴んで登る。西稜のリッジをどんどん登って行くと左に
北西稜が見える。核深部ともいえる岩は右の方から登り最後は草を掴んで上がる。私が登山靴でノーザイルで登れる
ので3級−は越えない。この岩には残置ハーケンが3本打ってあった。その上には岩に落書きがしてあった。踏み後を
少し行くと山頂に出た。
◆3段ノ滝から碧岩山頂までゆっくり登って一時間半。全行程の行動時間は3時間だった。前週にタカノス岩北稜を登
ったが碧岩西稜の方が断然良い。時間は短いし山頂に向かって一直線にリッジと明瞭な踏み後が続いていて気持ち
が良い。クライミングジャーナルに掲載されていたクラシックルートだけの事はあった。機会があればまた登っても良い
かなと思う、お薦めルートです。一応撤退用に登攀道具(ザイル等)を持っていきましたが全く不要でした。
◆バスの関係上(本数がない)何かあったら帰れなくなってしまう恐れがあるので前日に高崎のビジネスホテルに泊ま
ったがこのホテルが格安でサービスも良く当たりでまた利用したいと思うが高崎辺りでは中々宿泊することはないだろ
う。結果、短時間で終了してしまったので日帰りで充分だった。
取り付きルンゼから第二コルへ 西稜下部 タカノス岩
西稜中間部 碧岩北西稜が見える 上部岩稜帯
核深部の岩場 3級−程度の岩場 核深部の岩場の上から西稜を見る 
落書きのある岩 碧岩の山頂にて 碧岩山頂から熊倉集落を見る
 
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