道南・須築川
2009年8月25日(火)〜28日(金) 
8月25日(火)東京=羽田=千歳=道央道=国縫IC=瀬棚=茂津多岬灯台=須築橋〜220m二俣〜250m付近 
テント泊
8月26日(水)250m付近〜矢淵〜S字峡〜30m大滝〜上二俣〜850m付近 テント泊
8月27日(木)850m付近〜狩場山(1520m)〜茂津多コース〜前山〜登山口=島牧村「千走川温泉旅館」泊
8月28日(金)島牧村=乙部町=函館=八雲IC=道央道=千歳=羽田=東京
メンバー 田中、他  
◆「北海道の山と谷」でも一番難しい沢と紹介されている。一番の飛行機で羽田から千歳へ行き茂津多岬に12過ぎに
到着。入渓の前に日本一標高の高い場所にある灯台「茂津多岬灯台」へ行く。コンビニ弁当で昼食を済ませ須築橋を
午後1時に出発。入渓点の須築橋が標高25mで終了点の狩場山の山頂が1520mなので標高差1500mある。2時
間半歩いてベストポジションのテントサイトを見つけ250m付近で幕営。この間、一箇所どうしても泳がなければならな
い釜があった。夜11時まで焚き火をしながら酒を飲んだ。満天の星空でした。2日目は5時半起きの7時出発。早朝の
出だしでの泳ぎは寒い。ハイライトの矢淵、S字峡、大滝と全部で4回泳いで滝での荷揚げが3回。これは少ない方だ
ろう。泳ぎはS字峡より矢淵の方があった。S字峡はどちらかと言うと明るい。滝は3級と4級の壁登りで草つきが悪くグ
レードはそれ以上に感じる。大滝も左壁を登るがプロテクションも取れずいやらしい。一応、3級上と言うことになってい
るが結構ヤバイ。上二俣よりしばらく上に行って14時半に850m付近で幕営。2日目の行動時間は7時間半。夜10
時まで焚き火と宴会。3日目は6時起きの8時出発。朝食を食べている時にポツポツと雨が来た。沢を詰めて最後の標
高差300mは藪コギ。藪コギもハイマツに変わると傾斜が緩んで笹藪になる。登山道は直ぐそこだが視界が利かな
い。山頂の直ぐ脇に出た。狩場山到着が10時なので2時間で着いた。ここでカッパの上だけを着る。10キロある茂津
多コースは刈払いがされていて歩きやすく2時間半で下った。3日目の行動時間は4時間半。コンビニで買出しをして
温泉へ向かった。4日目は雨で2本目の沢には入れず函館の「ラッキーピエロ」にハンバーガーを食べに行った。森で
駅弁日本一の「イカ飯」も買って帰りました。結果的に4日間で前半2日間は晴れ、後半2日間は雨と言う天気でした。
◆1日目の入渓してわずかの左岸にある「熊追の沢」出合で名前の通り「熊追の沢」を親子熊(ヒグマ)が登っていっ
た。かなり近かった。熊は途中でこちらを見ていた。
須築橋 下流のナメ 初日に泳いだ釜
1日目のテント場 矢淵 矢淵
矢淵 矢淵 S字峡の入口
S字峡の途中にて 3級の壁の滝(右壁を登る) S字峡
S字峡 4級の壁の滝(右壁を登る) S字峡
S字峡 S字峡 トラバースの滝
小滝 30m大滝は左壁を登る(3級上) 大滝の上の滝
焚き火は盛大にやる 狩場山の山頂にて 茂津多コースにある前山
 
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