奥秩父・乾徳山 旗立岩中央岩稜、八ガ岳・稲子岳 南壁左フェースの左 
2009年10月16日(金)夜〜18日(日)
10月16日(金)夜発 東京=中央道=勝沼IC=三富村 「道の駅みとみ」テント泊
10月17日(土)「道の駅みとみ」=大平牧場〜道満尾根〜月見岩〜最初の鎖場から下降〜旗立岩左岩稜1ピッチ〜
中央岩稜3ピッチ〜稜線〜道満尾根〜大平牧場=美しの森駐車場 テント泊
10月18日(日)美しの森駐車場=「稲子の湯」の先のゲート前〜しらびそ小屋〜稲子岳南壁〜左フェースの左〜稲子
岩の頭〜しらびそ小屋〜「稲子の湯」の先のゲート前=須玉IC=中央道=東京
 メンバー  田中、石田
乾立岩・中央岩稜
◆16日(金)に三富村の道の駅で石田さんとビール、赤ワインを1本飲んで23:30に就寝。翌17日大平牧場の駐車
場に停めるとおばさんが駐車代金500円を徴収しに来る。登山道で月見岩を通り最初の鎖場(念仏岩)の手前から左
へ下降して岩の基部を巻いていく。トポだと鎖(念仏岩)を登って雨乞岩を越えて旗立岩の手前のガリー(ルンゼ)を下
降になっていて結構懸垂で降りているようだ。念仏岩の手前からだと岩の基部のトラバースが長いが充分歩いて行け
た。上が見えないのでどの岩だが判別しにくいと言う不安があるが石田さんが赤シュリンゲがハングに掛かっているの
を見つけそれが旗立岩中央岩稜の1ピッチ目だったが念のためもう1本左の基部からスタートする。旗立岩左岸稜の
末端を1ピッチ登り、中央岩稜へトラバースする。1ピッチ目は4級AOだが残置ハーケンやリングボルトが何十本とあ
った。ビレー点はカムで取ってP1の先で1ピッチ目を切る。2ピッチ目はP2とP3の間に新しいハーケンが打ってあった
のでそこでビレーする。2ピッチ目は3級なので残置はなし。3ピッチ目の終了点だけ新しいボルトでビレー点があった。
終了点から数メートル行くと登山道に出た。見た目にも格好良いリッジが続きナイスなアルパインルートでした。まさにミ
ニ滝谷と言われるだけの事はあった。取り付きを見つけるのが核心でした。もう1本登る予定だったが天気が下り坂で
寒くなってきたので頂上直下の鎖場の下まで行き頂上岩稜の下降点を偵察して午前中で切り上げる。時間はたっぷり
とあるのでのんびり寄り道をしながら下道で清里へ向かう。
扇平からの乾徳山 この鎖場から左へ下降 旗立岩左岸稜1ピッチ目
旗立岩左岸稜1ピッチ目 中央岩稜1ピッチ目 中央岩稜1ピッチ目
中央岩稜2ピッチ目 中央岩稜2ピッチ目 左には頂上岩稜が見える
中央岩稜3ピッチ目 中央岩稜3ピッチ目 中央岩稜終了点

稲子岳・南壁左フェースの左
◆前日も石田さんとテントでビール、赤ワイン、焼酎と飲んで早めに就寝。食料は山梨のスーパー「オギノ」で買出しをす
る。4時起きの5時出発で6時過ぎに稲子の湯の先のゲートを出発する。取り付きへのトラバースをする場所は大体あ
っていたが十メートル違いで藪コギを1時間して南壁へ付いた。帰りにアプローチ道を確認したので次回は大丈夫だ。
南壁に着くがルートがルート図と全く会わずウロウロして結局左フェースの左のブッシュ交じりを4ピッチ登って南壁の
頭に抜けた。4ピッチ目はただザイルを引っ張っているだけなので歩きでした。
ゲート 森林軌道を行く しらびそ小屋
みどり池からの稲子岳東壁 南壁の前 左フェースの左1ピッチ目
南壁終了点 天狗岳東壁 稲子岳南壁からの眺め
南壁終了点にて 南壁全景 紅葉

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