上越・飯士山負欠スラブ右ルート
2011年10月20日(木)
東京=JR越後湯沢駅=タクシー=林道ゲート前〜五十嵐登山口〜負欠岩コースと尾根コース分岐〜尾根コースと風穴分岐〜3本目の沢〜負欠スラブ〜西峰〜北峰〜飯士山(本峰)〜鋸尾根〜神弁橋登山口〜JR越後湯沢駅=東京
メンバー 単独
◆越後湯沢は一昨日から一滴の雨も降っていない。スラブのコンディションは最高の筈なのに石打から見たスラブは部分的に光っている=濡れている。どうやらこの濡れている部分は通年濡れている部分のようだ。越後湯沢駅から五十嵐登山口の林道ゲートまでタクシーで2100円。 3回来たが3回とも2100円だった。後から来た登山者に聞いたらゲートは鍵付きのチェーンを巻いてあるだけなので開くそうだ。登山口まで林道をゲートから30分歩き五十嵐登山口から少し登ると負欠岩コースと尾根コースの分岐がある。尾根コースに進み2本沢を過ぎると尾根コースと風穴の分岐があるので尾根コースで5分も登ると3本目の沢(涸沢)がある。その沢を5分も登ると右ルートの末端に出る。登山口からここまで30分。クライミングシューズに履き替え登り始めるが凹角は濡れているのでリッジを登るが藪になってしまい左による。左を見ると中央ルートの末端が見えるスラブ全体の右上は藪なので岩と岩を繋いで中央ルートに近づいて行く、最後の傾斜の強い岩を登り終えると藪、尾根コースの登山道に出るのも長い藪コギになるので少し下って左にトラバースして負欠岩コースの登山道に藪こぎなしで出る。後は山頂を経由して鋸尾根を下るだけ。スラブはこの取り付きが一番距離が長くて良い。天気は無風快晴、時間もあるし早く登ったらもったいないので一手一手確認しながらゆっくり登り、途中で昼飯を食べたりのんびりしてスラブ帯に1時間半かかった。この1時間半の為に片道4時間半かけて行くのです。研究を重ね通うこと3回目で予定通り完璧なアプローチと最高のライン取りが出来たので個人的にはもう来ることはないだろう。適期としては草っぽいので10月より11月の方が良いでしょう。
     
 尾根コースと風穴分岐  3本目の沢  取り付き
     
 右ルート1ピッチ目を振り返る  スラブ下部  左上に負欠岩
     
 スラブ中盤  スラブ上部  スラブ終了
     
 北峰  鋸尾根から山頂を見る  負欠スラブ

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