層雲峡・パラグーフォール、尾滝、流星の滝 
2012年3月2日(金)夜〜4日(日)
3月2日(金)夜発 東京=羽田=千歳=札幌 ビジネスイン「ノルテU」泊
3月3日(土)札幌=層雲峡=大函駐車場〜パラグーフォール〜尾滝〜大函駐車場=層雲峡「ペンション銀河」泊
3月4日(日)銀河の滝駐車場〜流星の滝3ピッチ〜懸垂3ピッチ〜銀河の滝駐車場=層雲峡温泉「黒岳の湯」にて入浴=札幌=千歳=羽田=東京
メンバー 田中、他
◆2日(金)仕事が終わってから重たい荷物を持って直接羽田空港に行くのはつらい。まず朝の通勤時間帯の前に早起きして職場に荷物を運ばなければならない。札幌に着いて「セイコーマート」で食料を買うのだが疲れていてホテルに行く途中のコンビニで買い物をしてしまう。
パラグーフォール&尾滝
◆3日(土)5時過ぎに起きて札幌6時20分出発。大函の駐車場は工事関係者しかいない。パラグーフォール30メートルを中央、左と2回、横に巨大発達した尾滝を右、中央、左と3回登り翌日予定の雲井の滝の取付き数を見るため銀河の滝駐車場へ行く。車は1台もない、それよりもっと驚いたのが流星の滝が凍っているではありませんか。一生凍る事はないと思っていた流星の滝が登れるまでになっている。これはビッグチャンスなのでやるしかない。みんなを説得して流星の滝に決定。ギアを検討するとカム、ロックハーケンはない。アバラコフは2回分しかない。下降は尾根をトラバースして銀河の滝を懸垂予定。15時に「ペンション銀河」に入り18時の夕食までに500ミリリットルの缶ビール3本、ワインを飲む。夕食後、風呂に入って21時就寝。
       
 パラグーフォール  パラグーフォール  パラグーフォール  パラグーフォール

     
 尾滝の裏側  尾滝  NAKA滝はいつもと同じ

流星の滝 
◆4日(日)4時45分起床。5時半朝食。6時出発。長靴で川を渡るが右足に少し水が入ってしまう。ワカンで50分位歩いて取り付きへ。右側から1ピッチ目はテラスまで。テラス手前は垂直の雪壁でマントルで上がる。この時点で雪まみれ。2ピッチ目は20メートル4級の氷を登り70度の雪壁を20メートル登り釜のあるコルへ上がる。釜を右側から渡り3ピッチ目は氷の上に乗った積雪50センチの雪を払いのけながらのクライミング、左奥の立木でビレイ。シュリンゲを残置してコルまで懸垂、3ピッチ目の氷でアバラコフの懸垂でテラスまでテラスからアバラコフで懸垂で取り付きへ戻る。7時20分登り始め取り付きに戻ったのは11時20分取り付き付近には50人位のスノーシュー氷爆ツアーが来ていた。
◆後日分かったがこのスノーシューの団体は「層雲峡スノーシューモニターツアー」でした。「りんゆう観光ブログ」に僕が懸垂下降をしている写真が写っています。
http://www.rinyu.co.jp/modules/d3blog/details.php?bid=666&uid=6
◆流星の滝は数十年振りの再登となりもしかしたら最後の再登者になるかも知れない。天気は晴れたり雪が降ったりの2日間だが土、日で我々以外層雲峡にクライマーがゼロだった。そんな事があるんだ。銀河の滝はいつもより穴が小さくブルーアイスになっていた。
     
 銀河の滝  流星の滝  流星の滝
     
 1ピッチ目  2ピッチ目  所々穴が開いている
     
 2ピッチ目の雪壁  滑り台  2ピッチ目上の釜
     
 2ピッチ目の雪壁を抜けて来た所  3ピッチ目  終了点から上はまだ水流がある
     
 終了点から見下ろす  終了点から見下ろす  懸垂下降

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