高尾・滝沢川左俣 清龍寺の滝
2013年1月31日(木)
東京=高尾=バス=松竹〜八王子城跡入口〜分岐〜清龍寺の滝〜4段目上〜林道〜左岸尾根〜伐採地〜松竹=バス=高尾=東京
メンバー 単独
◆ この滝は白山書房の「アイスクライミング」に記述があり15年前から気になっていたが本では「青龍の滝」となっていて「寺」の字が抜けていて間違っていて場所が分からなかったが10年前に「八王子城とオオタカを守る会」の人に会い「青龍の滝」は何処ですか?と聞いた所「清龍寺の滝」の事ではないか?と当時200円だか300円だがの手作りの冊子(八王子城ガイド)を本当は有料何だけどサービスで上げるよとタダで頂き場所は特定出来て今まで大事に保管していて機会を伺っていた。昨今の暖冬で何せ凍らないから機会もなかったが今冬は東京が前年から異常に寒く今年の冷え込みでこの時期で駄目なら諦めと自分に納得させられるのです。それでも凍っていない度100%でベルグラでも張り付いていてくれれば御の字位の気持ちで出かけた。トポでは35m滝になっているので50mロープとアイス道具一式担いで行ったがやはり駄目でした。滝の下に着いて見上げると2段で35mになっている。一段目は丸っきり氷はなく水が流れていてスラブなので左岸から巻いて2段目の取り付きに立つと2段目は端の方に少しだけ氷があり傾斜が強いので上からロープぶら下げてもドライで難しい。左岸を巻けそうな所に行くと古い紐がトラバースにあった。荷物が重いのでこの巻きは危なかった。2段目の上に上がると左から滝がある、下からは滝が龍のように屈曲しているので見えない、だから清龍なのか?3段目はフリーで登りすると4段目がある。4段目も曲がっているので下からは見えない4段目は左から簡単に巻く。更に進むとナメが一箇所あるだけで何もなく薮が出てきたので右の林道に上がる。詰めてもこの林道に出ると思うこの滝の沢林道を降りても帰れるが遠回りなので登った沢の左岸尾根を下りる。良い仕事道が付いていて最後は伐採場に出る。滝の沢は本流も丸っきり水はなく涸沢で左俣も清龍寺の滝の部分だけチョロチョロ程度に流れているだけでその前後も水はない。
◆行動時間は2時間。重い荷物を背負って良い運動になりました。2週間前に買ったエアリアの高尾版をポケットに入れて登っていたら落としてしまった、残念です。これで清龍の滝は納得したし諦めも付きすっきりした。
     
 登山道  踏み後程度  清龍寺の滝一段目
     
 清龍寺の滝二段目  二段目左岸の巻きルート  二段目落ち口
     
 清龍寺の滝三段目  清龍寺の滝四段目  四段目の上
     
 ナメ滝  薮っぽくなる  滝の沢林道
     
 左岸尾根  伐採場  10年前の八王子城ガイド

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