丹沢・大山川
2016年1月25日(月)
東京=小田急線伊勢原駅=バス=ケーブルバス停〜大山ケーブル=下社〜二重滝〜1:1二俣〜1:2二俣〜登山道〜雷ノ峰尾根〜大山の肩〜見晴台〜下社=大山ケーブル〜大山ケーブルバス停=小田急線伊勢原駅=東京
メンバー 単独
★一昨年、東京に大雪が降った時は一週間後に低温で残った雪がしまり大山川を快適に遡行したがこの時は左俣を登ったので昨年右俣を登りに行ったが二重滝の回りに雪がなく滝を巻けず大量に雪の残る北面の石尊沢に変更した。二重滝は左右斜面が立っていて雪が着いていないと巻けない。今回も行って見なければ判らないが伊勢原駅から青空の下、大山が見えた時「勝った!」と思った。一番のケーブルカーで下社の食堂の荷揚げの人達と入山。一昨年に比べれば雪は少ないがアイゼンとアックスが効く固い雪が斜面に少し着いているので左の斜面を登って二重滝を巻く。よく見ると昨日か一昨日の土、日のどちらかで単独の人のトレースがある。単独の人は滝がドライで全部出ているためアイゼンを掃いていない。がっくりした反面僕以外にもこの時期に狙ってここに来る人が居るんだと嬉しくなった。もしかしたら僕がウェブページで発表したからそれを見て来たのかも知れない。こういうのは限られた人しか出来ないので単独の人も相当な強者に違いない事がトレースを見て分かる。僕はアイゼンを掃いているのでドライのスラブ滝は無理なので雪面から巻きながら登るが最後の1:2二俣から沢幅が狭くなり巻けないのでアイゼンとバイルをザックに閉まって素手で滝を登ったり、又アイゼンを着けたり最後は右岸の尾根に乗り一時間程ラッセルして右に行ったら登山道に出た。昔、沢登りで来た時に出た所より少し上の登山道。山頂を目指して登山道を登るが平日にもかかわらず山頂には多くの登山者の声が聞こえヘルメットに12本アイゼンにダブルアックスを持ってウェアは上がジャケットに下が雨具のみっともない姿で僕は山頂で他人から浴びる視線が嫌なので山頂手前50mで下山を決めた。今シーズン一番の冷え込みだが無風快晴の天気で山を登って要ると汗をかき暑いくらいだった。丹沢の大山にして普通に雪山でした。最高の天気の中を雪山を満喫出来た。今冬は暖冬で全く雪がなかったのが一度のドカ雪で例年以上の積雪量になってしまった。行動時間は4時間。
     
 二重滝  巻きから二重橋を見る  CS滝
     
 F4−5m  小滝  小滝
     
 F5−8m  ダブルアックス  F6−10m
     
 休憩中  1:1二俣  小滝
     
 F7−5mトイ状  4mCS  3m
     
 沢中から振り返る  雪稜で高度を上げる  終了点の登山道に出た
     
 大山の肩  眺めは良い  雷ノ峰尾根から大山川を見下ろす

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