十勝・上ホロカメットク山 化物岩左ルート、狩場山塊・カスべ岳〜メップ岳(吊尾根ルート)
2016年3月24日(木)〜28日(月)
3月24日(木)東京=羽田=千歳=札幌=十勝温泉郷・吹上温泉「白銀荘」泊
3月25日(金)駐車場登山口〜化物岩左ルート〜下降ルンゼ〜駐車場登山口=札幌ビジネスホテル「ノルテU」泊
3月26日(土)札幌=今金=ゲート〜尾根取り付き テント泊
3月27日(日)テント場〜尾根〜吊尾根〜カスベ岳〜吊尾根〜メップ岳〜南西尾根〜テント場〜ゲート=今金温泉「あったかランド」にて入浴=長万部=札幌ビジネスホテル「ノルテU」泊
3月28日(月)札幌=千歳=羽田=東京
メンバー 田中、他
十勝・上ホロカメットク山 化物岩左ルート
★朝早いフライトが安かったので早すぎるが一番で北海道に渡り10時半には札幌着。翌日宿泊予定のホテルに今日山で使わない装備を預かって貰う。集合時間にはまだ3時間ほどあり今日使う荷物も預かって貰い札幌駅周辺を散策、昼食。上富良野に移動して白銀荘の温泉に入り17時から消灯の22時まで宴会。
25日は5時半起床、6時半出発、登山口7時出発。朝食を食べている時は青空も出ていたが直ぐに雪になった。スノーシューで40分で旧噴火口、ここでスノーシューとストックをデポしてアイゼン、ピッケルで取り付きまで登る。本格的な冬山登山だ、真冬の八ヶ岳見たいな感じだが上富良野の気温が−15度、山は更に寒くて風もあり体感温度は−20度。寒すぎてデジカメのバッテリーが赤色になり写真が殆ど撮れなかった。特に登っている所は皆無で残念です。化物岩左ルートはトポでは4ピッチだが1と3ピッチ目が4級の岩登りで核心部。2と4ピッチ目は傾斜の緩い雪壁。60mロープで1と2ピッチ目を1ピッチで登り3ピッチ目も1ピッチ目同様に難しい箇所がある。4ピッチ目は歩きで下降ルンゼへ向かう。懸垂下降を一回とクライムダウンで基部まで降りてやっと一息入れてデポ地点に降りる。そこからはスノーシューに履き替えて30分で駐車場。兎に角寒く雪にまみれて冬壁を登るのが吹雪の中でも楽しい。冬壁は一部手も使ったがダブルアックスで岩と岩の間や雪の下の草付を挿して登る。行動時間は5時間。アプローチで買い出しをした中富良野の巨大スーパー「ベストム」で680円でライス、ナンお代わり自由のインドカレー「ポカラダイニング」と言うお店を見つけたので「カレーAセット」でナン2枚とターメリックライスを食べた。

     
吹上温泉「白銀荘」  化物岩  1ピッチ目
     
 1ピッチ目のビレイ点から  富良野が見えた  下降ルンゼ

狩場山塊・カスべ岳〜メップ岳(吊尾根ルート)
★26日(土)札幌10時出発。豊浦の道の駅で弁当食べて14時ゲート出発。ゲートは尾根取り付きより4km手前にあり尾根取り付き地点まで除雪してあるが前日の降った雪がある。一時間半で尾根取り付き地点に着き尾根は赤テープがある。テント場を作り宴会。夕食はジンギスカン、焚火をして20時就寝。翌日27日(日)は4時起床、4時半朝食、5時出発。気持良いブナの尾根を登り3時間でカスベ岳に着く。朝は曇りだったがカスベ岳に着いた時だけ快晴無風。カスベ岳の頂上直下はアイゼンに履き替えてピッケルで登る。狩場山が目の前に見え羊蹄山まで見えた。吊尾根をメップ岳方面に行く。メップ岳手前でアイゼンに替え時折強風の中をメップ岳に登る。メップ岳の南西尾根の分岐から下降するが割れている雪や腐った雪もあり疲れる、尾根末端まで降りて渡渉してまたスノーシューに履き替えて作業道跡でテント場まで戻りテントを撤収してゲートまで戻る。行動時間は9時間。今金温泉「あったかランド」で汗を流して長万部の「浜ちゃんぽん」を食べて札幌に戻る。

     
 ゲート  過去最高重量  テント場
     
 宴会  ジンギスカン  たき火
     
 ブナの尾根  カスべ岳へ  カスべ岳
     
 狩場山  メップ岳方面  カスべ岳の山頂にて
     
 カスべ岳  メップ岳  カスべ岳
     
 メップ岳の山頂  メップ岳の山頂  塩味浜ちゃんぽん(850円)

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