礼文島・宇遠内エリア ハングオーバー、お坊さんがドボン、ホラシ、南無の滝、ブラッディフェース
2018年1月4日(木)夜〜9日(火)
1月4日(木)夜発 東京=羽田=新千歳=札幌 ビジネスホテル「ノルテU」泊
1月5日(金)札幌=稚内=フェリー=礼文島 「妙慶寺」泊
1月6日(土)妙慶寺=香深井林道入口〜宇遠内〜ハングオーバー2ピッチ5+〜宇遠内ベースキャンプ テント泊
1月7日(日)宇遠内〜アナマ岩〜笹泊〜御坊さんがドボン50m5級〜ホラシ3〜4+30m〜宇遠内ベースキャンプ テント泊
1月8日(月)宇遠内〜ナムの滝2ピッチ4+〜ブラッディフェース50m5+〜宇遠内〜香深井林道入口=礼文島温泉「うすゆきの湯」=香深井フェリーターミナル=フェリー=稚内=札幌 ビジネスホテル「ノルテU」泊
1月9日(火)札幌=新千歳=羽田=東京
メンバー 田中、他
1月4日(木)夜発 東京=羽田=新千歳=札幌 ビジネスホテル「ノルテU」泊
★4日(木)久し振りに札幌の常宿に行く。羽田空港も自動チェックイン、自動荷物預けと係員のいるスペースが小さくなった。札幌のいつも使うスーパーはマイバスケットに替わっていた。
1月5日(金)札幌=稚内=フェリー=礼文島 「妙慶寺」泊
★5日(金)礼文島に向けて移動。稚内で以前も食べた稚内ラーメン「青い鳥」で塩ラーメン(700円)を食べる。礼文島に着いて礼文島出身のお寺の息子さんがフェリーターミナルまで向かいに来てくれる。妙慶寺に泊まらせてもらい住職夫妻とアイスクライミングをやるメンバー6名と6時間宴会をする。日本酒一升瓶3本、焼酎一升瓶1本、缶ビール数えきれず。礼文島の海の幸のご馳走で若手3名が入っているので、仕事以外で久し振りにクライミング関係の20〜40代の若い人と飲むのは楽しい。
     
 稚内ラーメン「青い鳥」  稚内の街  礼文島
     
 妙慶寺で宴会  礼文島の海の幸  礼文島の海の幸

1月6日(土)妙慶寺=香深井林道入口〜宇遠内〜ハングオーバー2ピッチ5+〜宇遠内ベースキャンプ テント泊

★6日(土)5時半起床、7時出発、お寺の斉藤大乗(18年ヒマラヤキャンプメンバー)さんに2回に別けて林道入口まで送って貰う。我々は先発隊でスノーシューで出発。2時間かけて宇遠内に着き番屋の後ろの風の当たらない場所にベースキャンプを作る。アマナ岩方面に氷を探しに行く。大きな氷が3本あるが最初に見つけた「ハングオーバー」と名付けた氷を登る。下部は岩が出ていて登れないので左側のルンゼを登るが雪は切れ立ってくる。2ピッチ目は右の氷を登るがベルグラや岩があり難しい。下降は60mロープダブルで1回。雪が降っていて二日酔い、寝不足なので切り上げる。若手チームは隣の「南無の滝」を登っていた。大悟さんは時間があるからと北と南に偵察に行った。夕食を終え6人でテントに集まり酒を飲む。
     
 香深井林道の峠  香深井林道  ハングオーバー2ピッチ5+
     
 ハングオーバー2ピッチ5+  南無の滝  ブラッディフェース50m5+

1月7日(日)宇遠内〜アナマ岩〜笹泊〜御坊さんがドボン50m5級〜ホラシ3〜4+30m〜宇遠内ベースキャンプ テント泊

★7日(日)1日フルに使えるので遠いアナマエリアを目指す。5時半起床、7時出発。海岸のへつりでおぼうさん(斉藤さん)がドボンして胸まで海に入ってしまい関西岩峰会の2名と残して先に進む。ヘツリが無理なので尾根に上がりスノーシューをデポしてアイゼンで行く。下降出来る場所を探しながら尾根を歩き、歩いて下降出来る所から海岸に降りて進みロープをフィックスしてヘツリ、一つだけ悪い氷があった。その先はまた行けそうにない。悪い氷は「御坊さんがドボン」と名付ける。下部は氷がないかベルグラ。アプローチ途中に見つけた氷は昨年登られている「ホラシ」3級となっているが今回は時期が早く発達していなく中央の垂直部分を登ったので4級+で第2登。テント場に戻ったら15時近くになった。若手チームは海に落ちて帰ったようだ。酒を飲んで19時半に就寝。
     
 尾根に上がった  海岸線  御坊さんがドボン50m5級
     
 ホラシ3〜4+30m  テント場  宇遠内の漁港
     
 ウインナー  夕食  朝食のラーメン

1月8日(月)宇遠内〜ナムの滝2ピッチ4+〜ブラッディフェース50m5+〜宇遠内〜香深井林道入口=礼文温泉「うすゆきの湯」=香深井フェリーターミナル=フェリー=稚内=札幌 ビジネスホテル「ノルテU」泊

★8日(月)5時半起床、7時前に出発。一昨日に若手チームが初登した「南無の滝」を第2登して更に左の如何にも悪そうな「ブラッディフェース」を登る。3日間で久し振りにパンプする様な難しい氷のミックスを登りフル装備でのアプローチと体がバキバキになった。時間に余裕を持ってテント場を撤収して林道入口までスノーシューで戻る。帰りは1時間40分で林道入口に着いた。14時に斉藤さんに向かいに来て貰い温泉に入りフェリーターミナルの「お食事処武ちゃん」で食事をしてフェリーに乗り込む。7日、8日は天気が良くて風もなく暖かかったので天気に恵まれた。トップクライマーの大悟さんはロープ4本120リットルのザックに40キロ背負って入山してミックスの6級と言っても良い氷を初登3本、第2登が2本、凄すぎる。僕もセカンドで全部登らせて貰い初登メンバーに名前を連ねる事が出来た。今回は最初から初登を狙った礼文アイスでもあったのでアナマエリアには行けなかったが宇遠内エリアにあった5本の氷は全部登り初登3本、第2登2本で成果があった。稚内に19時に着いて札幌のビジネスホテルに着いたのは24時を回っていた。荷物を全部部屋の中に広げて朝まで乾かす。シャワーを浴びて缶ビールを飲んで1時半に寝る。
     
 ナムの滝2ピッチ4+  ナムの滝2ピッチ4+  ナムの滝2ピッチ4+
     
 ブラッディフェース50m5+  番屋  林道入口

1月9日(火)札幌=新千歳=羽田=東京

★9日(火)フライトはのんびりの11時20分発なので8時まで寝ているつもりだったが熟睡出来ず6時半に起きる。久し振りにホテルの無料朝食を食べて早めに空港に着きラウンジで休んで帰宅する。古いデジカメなのでバッテリーが弱く氷の写真があまり撮れなかった。

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