西上州・鍬柄山南稜、大岩北稜 
2020年3月11日(水)〜12日(木)
3月11日(水)東京=高崎=上信電鉄千平駅〜登山口〜石尊大権現〜岩場〜小ギャップ〜3ピッチ〜山頂〜登山口〜上信電鉄千平駅=高崎駅「ホテルニュー赤城」泊
3月12日(木)高崎=上州電鉄下仁田駅=バス=勧能〜アズキ沢出合〜北稜〜岩稜〜ギャップ〜看板〜チムニーの有る露岩〜オモツ〜雨乞岩〜下部岩壁〜バンドを左上〜上部岩壁〜大岩〜三段の滝〜勧能=バス=上州電鉄下仁田駅=高崎=東京
メンバー 単独
西上州・鍬柄山南稜
3月11日(水)東京=高崎=上信電鉄千平駅〜登山口〜石尊大権現〜岩場〜小ギャップ〜3ピッチ〜山頂〜登山口〜上信電鉄千平駅=高崎駅「ホテルニュー赤城」泊

★鍬柄岳南稜だけなら時間も短く日帰りなのだが大岩北稜はバスの関係上日帰りとなると余裕がなくなるので前日に高崎まで入っていなければならず、ただ高崎に泊まりに行くだけでは勿体ないので初日は時間の短い鍬柄岳南稜へゆっくり出発で自宅を出る。駅から一本道をのんびり歩き登山口へ。車が1台停まっていて登っている人がいる。登山道に入り岩場の基部に着いて取り付きの左フェイスへ回り準備をして登ろうと思ったが三級+の20mフェイスは高度感あるので止めて右からショートカットして登る。左フェイスは残置が沢山見えた。ショートカットは一番容易に南稜に上がれる所を登ったら小ギャップに出て右側にぼろいフィックスロープがある。あと三級−〜三級20mを3ピッチで山頂、風もあり保険のためフィックスロープも片手で掴みながら2ピッチを登る。ピッチ事にテラスがある。最後のピッチはフィックスロープはなく木を掴みながら登る。登攀時間が短いのでロープを持って登っているパーティーは下部でトップロープを張り難しい所で練習しているようだ。千平駅から山頂往復のコースタイムが2時間10分で南稜登ってのんびり歩いて休憩を入れても行動時間は2時間10分。
     
 登山口 石尊大権現  岩場
     
 左フェイス  登った所  2ピッチ目
     
 3ピッチ目  4ピッチ目  テラスから
     
 下を見る  山頂が見えた  西上州の山並み
     
 山頂にて  山頂にて  登山道

西上州・大岩北稜
3月12日(木)高崎=上州電鉄下仁田駅=バス=勧能〜アズキ沢出合〜北稜〜岩稜〜ギャップ〜看板〜チムニーの有る露岩〜オモツ〜雨乞岩〜下部岩壁〜バンドを左上〜上部岩壁〜大岩〜三段の滝〜勧能=バス=上州電鉄下仁田駅=高崎=東京

★南牧村で生まれ育ったバスの運転手の話によれば今年ほど暖冬の年はない、霜も降りずスタッドレスが勿体ないと言っていた。勧能バス停から3分も歩けば取り付きのアズキ沢出合で中間の尾根を登る。最初は急登で岩稜は先にギャップが有るので右から巻く。チムニーの露岩辺りは踏み跡があり歩きやすい。オモツは看板も何もない、バス停を出発してオモツまで一時間。。雨乞岩はピークを往復しなければならないのでカットした。ピークには祠が有るらしい。下部岩壁に出て左に回り込み上部岩壁との中間バンドを左上して上部岩壁に着く。最初の取り付きは分かりやすくシュリンゲとビナが残置してあった。ビレイの回収忘れなので僕が回収済。木登りリッジを登ると簡単に登れそうな所はなくなり傾斜の緩い所を上がるとバンドになっていて優しそうな所も出だしか被り気味でクライムダウンして右の方に行ってみる、木を掴んで登れそうな所を登ると右へ右へと回り込んでしまい上部岩壁だけで40分位かかり山頂稜線の登山道側に出た。調べると他の人も同じ所を登っている、それだけ選択肢がないと言うこと。下りは大岩分岐を過ぎ奥の登山道を使ったが斜面が大きく崩れ巻き道を作ってあるがまだあまり踏まれていない。碧沢と居合沢が合流して三段の滝、ここから車道までの遊歩道の木橋はまだ全部流されたままなので渡渉点が少し迷う。普通の人は三段の滝まで来れない。数回の渡渉で靴が染みてきた。行動時間は4時間。

     
 アズキ沢  尾根  ギャップ
     
 看板  チムニーの岩  オモツからの碧岩
     
 雨乞岩  下部岸壁  バンドを左上
     
 上部岸壁  取り付き  1ピッチ目
     
 ツララ  上部岸壁にて  上部岸壁
     
 登った岩  登った岩  終了点に出た
     
 山頂  山頂にて  居合沢

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