◆鴨川市にある金山ダムの上流には地形図を見ると3本の沢がある。遡行記録もなければ資料もない。鴨川の観光協会でも資料といえるのは金山ダムに行く道路マップぐらいしかない。地元の人でも中々行かないそうだ。こちらは地形図を拡大した物を数枚持って行っただけです。1963年完成のダムでダムには金山城が沈んで折りダムの周りのトンネルは手堀で県内有数の心霊スポットになっている。ダムの橋をわたるとゲートはないが道がダートで普通車では無理。桜や紅葉の名所で昔のトイレやゴミが散らかっているいて今では「蛭がいるので車の中から景色を見てください」との事では行く人もいないのが分かるような気がする。3本の沢の名称が調べても分からず帰りに船代橋(赤い橋)を渡って左の方へ最後の4つ目の隋道の先まで行って沢を偵察しに行った時にハンターの人達が10人位昼飯にしていたので聞いてみたが地元の人間だが分からない。「沢の名前はないよ」と言われた。ダム管理事務所で聞こうと思ったが人がいない感じがしたので寄らなかった。よって「仮称」右から右沢、中沢、左沢とする。中沢には右俣と左俣がある。中沢や左沢に行ったら下降は「関東ふれあいの道」下山では遠くなるし先ず右沢に向かった。今日は外房でも雪が少し降り気温はマイナスだろう。今までで一番寒い。ジャンバーを着て登っても全く温まらない。むしろ沢靴の紐が凍ってしまった。船代橋(赤い橋)を渡り右に行き白い橋を渡り「関東ふれあいの道」の登山口に自転車をデポする。ここが戻ってくる場所なのです。「関東ふれあいの道」の入口の階段を右に見ながら真直ぐに踏み跡を最後まで行くとコンクリートの橋がありそこから入渓。入渓すると直ぐに右から枝沢が入る。全体的には中々良い沢です。途中に少し倒木があるが酷いと言うほどの物ではない。中流域に2箇所炭焼窯跡が見られた。源頭部で終わりに近づいて来た感じがしたので右の鹿道を利用して支尾根に上り少し上に詰めたら黒塚番所跡に出た。下降は「関東ふれあいの道」なので考えることはないが階段が多くアップダウンが多い。沢が高低差ない分、下降の尾根が高低差がありました。
◆地形図を見ると加茂川は海から終わりまで全てゴルジュになっている。金山川は加茂川出合からダムまでゴルジュになっている。金山川の1本目としてはアプローチや時間的な事も分かり予定通り偵察の時間も作れたし全体的な概要も分かり成功だった。
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船代橋(赤い橋) |
白い橋 |
登山口(自転車デポ地点) |
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入渓点 |
入渓して直ぐ右から枝沢が入る |
下流域 |
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ナメ床 |
釜 |
ナメ滝 |
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ナメ床 |
ナメ床 |
ナメ床 |
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中流域 |
中流域 |
倒木 |
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一つ目の炭焼窯跡 |
ナメ |
ナメ |
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二つ目の炭焼窯跡 |
上流域 |
源頭部 |
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源頭部 |
ここから右の尾根に上がった |
支尾根に上がった所 |
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黒塚番所跡にて |
黒塚番所跡 |
金山ダム |
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