三浦・森戸川 南ノ沢&中ノ沢
2010年5月21日(金) 
東京=京浜急行新逗子駅=バス=長柄交差点〜森戸川林道〜終点〜南ノ沢〜奥の二俣〜東尾根〜畠山分岐〜南ノ沢ダイレクト尾根下降〜奥の二俣〜仕事道〜中ノ沢〜リスの谷〜田浦分岐〜馬頭観音〜北尾根〜二子山(上ノ山)〜二子山(下ノ山)〜安部倉山〜長柄交差点=バス=JR逗子駅=東京 
メンバー 単独 
◆長柄(ながえ)交差点でバスを降りて車道を歩いて住宅街を抜けると森戸川沿いの林道に入る20年位前の「山渓」の「分県別登山ガイド神奈川県」にはこの林道が遊歩道だったのでハイキングコースとして紹介されていた。今は林道の崩壊でゲートが出来て表向きは立ち入り禁止。なお林道終点から上ノ山に登る道も崩壊の為立ち入り禁止になっていた。それでも三浦半島最後の秘境と言われるこの地域に平日にも関わらず全部で20人位の人に出会った。林道では数パーティー10人位の方が鳥の写真を撮りに来ていた。この方たちは林道終点より先には行かない。確かに鳥の鳴き声が多い。林道が随分長いので犬を散歩に連れてきていた近所の方に林道の終点はまだですか?と尋ねた。立ち入り禁止でも地元の憩いの場には変わらないんだな。バス停から林道終点まで約1時間、途中目印になるものは南郷トンネルが頭上を通るが音は全く聞こえないようになっている。後は堰堤が一つあるだけです。林道終点は少し広くなっていてベンチなどがありここが中ノ沢と南沢出合。南沢は平でクネクネと曲がっていて房総の沢を思い出した。水量がなくなってきたら時折沢を横切っていた仕事道と合流して5分も急登を登ると乳頭山(211m)の脇の東尾根に出て左に畠山分岐があった。更に数十メートル行くと下に向かっている踏み後があったのでこれを中尾根と思って勘違いして降りたら奥の二俣に出てしまい仕方がないので南ノ沢出合まで戻ることにするが登りに時折あった仕事道を全部使って戻った。予定では北ノ沢だったがあまりにも貧弱で通り越してしまい中ノ沢の奥のほうで長靴を履いてお茶をしているご夫婦にあったので色々尋ねてみたら踏み後(仕事道)がやたら多いのは昔炭焼をやっていたからだそうで近所の人らしくこの山域をやたらと詳しい人だった。リスの谷(地元の人が勝手に呼んでいる、そういうのが非常に多い所です)で中ノ沢の遡行を切り上げて馬頭観音方面へ行くが北尾根も昨日の雨でドロドロ状態なので二子山(上ノ山)まで沢の格好で行った。ここからはハイキングコースだが看板も古く、整備はされていないしかなり悪い。
◆秘境と言うよりシダが大きく沢山ありジャングルだと思ったがジャングルなら秘境か?中ノ沢も南ノ沢と同じようなものだった。行動中は沢も尾根も棒切れを持ってくもの巣を払いながら歩いた。うなぎ淵と書いてある看板があったがどこがうなぎ淵なのかは分からなかった。
◆2003年2月号の「岳人」で少し触れられている。
◆南ノ沢ダイレクト尾根は「連絡尾根」と言われているものかも知れないです。地元の人や登山者が勝手に北尾根、東尾根、南尾根、中尾根、〜沢とか言っているだけですから。
森戸川下流の鯉 森戸川林道 森戸川林道崩壊現場
上には南郷トンネル 林道終点 南ノ沢出合
南ノ沢 南ノ沢 奥の二俣
畠山分岐 南ノ沢ダイレクト尾根下降点 中ノ沢
うなぎ淵の看板 中ノ沢 中ノ沢
リスの谷 田浦分岐 馬頭観音
二子山(上ノ山)の一等三角点 二子山(上ノ山)の山頂にて 二子山(上ノ山)の山頂の様子
二子山(下ノ山)の山頂 安部倉山の山頂 安部倉山登山口の地蔵
 
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