奥多摩・日原川流域 樽沢 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2010年6月10日(木) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
東京=JR奥多摩駅=バス=東日原〜日原橋〜惣岳橋跡〜樽沢出合〜最初のゴルジュ〜ドラムカン型堰堤〜崩壊の二俣〜最後のゴルジュ〜二俣〜源頭〜支尾根〜石尾根登山道〜将門馬場〜六ツ石山〜JR奥多摩駅=東京 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
メンバー | 単独 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
◆東日原バス停を降りて数十メートル先のポストの前の階段で日原川の集落に降りていくと沢に向かって仕事道があるのでそれを使って歩いていくと平成20年竣工の日原橋があり反対側へ渡って仕事道を歩くとモノレールの小屋がありここから沢沿いの薄い踏み跡に行き日原川本流に降りた。モノレール小屋から上の踏み跡に行けば樽沢に出られるが出合の滝を飛ばすことになる。樽沢の前にかかっていた惣岳橋は橋げただけが残っている。樽沢橋はない。樽沢の出合の滝は水量が多く遠くからも分かる。出合の滝F1ー5mは左壁を登る。F1の上はナメがありF2は右から巻き気味に登りF3は完全にシャワークライムなので右岸を巻いた。両岸は立っていて普通は懸垂で降りる所です。最初のゴルジュは傾斜は緩いが滑っていたので右岸から巻きました。沢幅が広いので簡単に巻ける。ここまでは滝場の連続です。新しく出来たドラムカン型堰堤が現れその上はしばらくゴーロで川幅も本流並みに広い。石積み堰堤を二つ越えると最後のゴルジュ手前の二俣の右俣が崩壊地の場所です。かなり奥から広い範囲に渡って大崩壊していました。この先からは山と渓谷社「奥多摩の谷123ルート」のほぼルート図通りです。土石流で沢埋まると書いてある所は普通に水が流れていて二俣と書いてある所は左俣は水がありません。最後のゴルジュは巻くことは出来ません。一段目は右、二段目は左と古いロープがかかっています。やっとわさび田跡が出てきました。作業小屋が右に一つあります。バラ線も残っていました。藪コギはなく獣道を広いながら支尾根を登って行くと将門馬場横の石尾根登山道に出ました。山ツツジが咲いていました。六ツ石山の山頂に寄って奥多摩駅まで降りて行動時間は5時間でした。
◆崩壊地の二俣から下流は山と渓谷社「奥多摩の谷123ルート」のルート図と全く違います。度重なる豪雨と上部での大規模な崩壊によって木橋、わさび田、作業小屋などは跡形もなく堰堤も二つ残っているだけで滝場も変わってしまい沢の両岸がかなりえぐれていました。沢幅がかなり広くなった模様です。よって下流は明るく良い沢に変わった。
|