◆JR湯沢駅から小型タクシーで地図を見せて飯士山五十嵐登山口へ向かう。林道入口にチェーンゲートがあって入
れない。岳人6月号に載って行政として入って欲しくない登山道なのでゲートを付けたのか?湯沢町が発行するパンフ
レットには10年前のパンフには五十嵐登山口のコースが載っているのに数年前から消えている。鋸尾根についても登
り専用で下山禁止と書いてある。登山口や登山道には何も書いていない。ゲートのもう一つ考えられることは山菜採り
を入れない為だ。実際この日、農林組合の車が登山口に停めてありチェーンソーで草を刈っていた。ワラビが沢山生
えている所を登っていきます。少しだけ採ってきました。ゲートから直ぐに遊歩道入口があるがこれは関係ない。ゲート
から五十嵐登山口まで歩いて40分。登山口から少し行くと負欠岩コースと尾根コース分岐があり負欠岩コースに行くと
ルンゼを登っていくが水がどんどん流れてくる。登山口から負欠岩まで40分。負欠岩の前辺りから登山道も岩が出てく
る。左スラブは濡れていて登れない。負欠岩の基部でクライミングシューズに履き替える。登山道も少し登ったがここよ
り上ではスラブに出るのに藪コギをしなくてはならないので負欠岩からトラバース気味にスラブ帯へ入る。スラブがこれ
だけ濡れていては自由に登れない、ルートは自然と乾いた岩→草付き→乾いた岩→草付きの繰り返しで中央ルンゼ
は一番多く水が流れていてその左を登りました。最後は左のブッシュに入って登山道に出る。少し登ると西峰に着く。
登山道を下って登り返すと飯士山の山頂の看板があったのでここが山頂だと思ったら鋸尾根に向かったら直ぐに三角
点のある山頂がまたあった。標高は変わらない。山頂からは上越の山々が360度見渡せた。下山は禁止の鋸尾根
へ。冬に敗退しているので無雪期に歩いておきたかった。鋸尾根は結構厳しい登山道です。途中から負欠スラブの全
容が見渡せる。
◆一番良いルートは尾根コースからスラブの末端に出て登って右を登ると距離が長くなり楽しいだろう。が今日の濡れ ている状態では無理です。負欠岩からスラブに入って左を登るのがベストの選択で良かったと思う。負欠岩には古いリ
ングボルトが3本打ってあった。
◆国道から負欠スラブを見た時、水がキラキラ光っていたのでスラブは濡れている。早く登ってもスラブは濡れている のでゆっくり行く。前日まで相当な雨が降ったのだろう「梅雨の中休みで真夏並みの暑さになる」と言う天気予報なので 早く乾いてくれないかなと思うが回りの山の岩は乾いているのにここは濡れている。スラブが西面なので向きが悪い。
上部の草付きが多く水をかなり吸っているみたいだ。
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遊歩道入口 |
五十嵐登山口 |
負欠岩コースと尾根コース分岐 |
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左スラブ |
負欠岩基部にて |
負欠スラブ(ここからスタート) |
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負欠岩 |
負欠スラブ |
負欠スラブ |
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負欠スラブ(快適) |
負欠スラブ(快適) |
負欠スラブを振り返る |
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負欠スラブ |
登攀中 |
負欠スラブを振り返る |
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最終ピッチ |
終了点の登山道に出た所 |
西峰 |
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北峰にて |
三角点のある本峰にて |
鋸尾根 |
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負欠スラブ |
負欠スラブ |
神弁橋登山口 |
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