１月１１日（日）層雲峡温泉＝大函駐車場〜ライマンの滝〜大函駐車場＝層雲峡温泉「マウントビューホテル」泊

１月１２日（月）層雲峡温泉＝大函駐車場〜早乙女の滝〜あなたの滝〜大函駐車場＝層雲峡温泉「黒岳の湯」にて入浴＝旭川＝羽田＝東京

◆初日は昼前からのスタートなので駐車場から歩いて５分のNAKA滝と尾滝へ行く。尾滝は他のパーティーが登っていたので２０ｍのバーチカルアイスのNAKA滝を３回づつ登り廣川健太郎著「チャレンジ！アイスクライミング」にも載っているNAKA滝の裏にペツルボルトが３本打たれているNAKA滝ミックスを１回づつ登る。岩をドライツーリングで登り途中から氷に移り尾滝の真ん中に移る。こういう所は中々ないので最初は私だけがやる予定でしたが結局全員やって全員登れて楽しかった。

◆NAKA滝の隣にある３０ｍの滝の尾滝を登っていたパーティーが帰ったので尾滝を１回づつ登り雪も降ってきたので終了とする。右側が濡れていた。

◆前日からの降雪で層雲峡は除雪車が出動して通行止め。錦糸の滝には２パーティーが取り付いていたのでそこまではトレースがあったが錦糸の滝からライマンの滝までは深い所では胸までのラッセルだった。ライマンの滝は５０ｍ。見た目より立っていて雪の下はガサガサの氷で良くない。全員上まで上がってその後トップロープで左右１回づつ登った。

◆層雲峡には珍しく雪の量が多くトレースの確認されている錦糸の滝か銀河の滝を考えるが人気ルートだけあって朝早くから数パーティーが入っており仕方がないので早乙女エリアをラッセルして取り付きに向かう。早乙女の滝のF1は２０ｍ。右下のバーチカルラインで登りF２は見た目は簡単そうだったが難しい。

◆我々の付けたトレースを見て後から２パーティーが早乙女エリアに入ってきて弧弦の滝を登りたかったがトップロープを掛けられて取られてしまっていたのであなたの滝を登る。雪の下は水が流れていて落ち口も穴が空くほど凍っていなかった。廣川健太郎著「チャレンジ！アイスクライミング」に書かれている、あなたの滝と弧弦の滝は間違いで逆でした。

◆初めての層雲峡アイスで楽しく充実した３日間であった。全体の概要が掴めたので来年も来たいと思った。