房総・待崎川 滝根入川・右俣、中俣左沢、鴨川富士 
2010年12月29日(水)〜30日(木)
12月29日(水)東京=JR鴨川駅〜レンタサイクル〜保台ダム〜花木園〜98m二俣〜右俣〜右俣右沢二俣〜東海
自然歩道〜右俣と中俣の中間尾根〜花木園〜立岩観音堂〜北尾根〜鴨川富士(立岩山・長狭富士)〜往路を戻る〜
立岩観音堂〜JR鴨川駅=JR太海駅〜太美湯元温泉「民宿旅館 こはら」泊
12月30日(木)JR太海駅=JR鴨川駅〜レンタサイクル〜保台ダム〜花木園〜98m二俣〜中俣〜125m二俣〜左
沢〜139m二俣〜145m二俣〜180m二俣〜支尾根〜東海自然歩道〜元清澄山〜大周遊コース〜花木園〜JR鴨
川駅=東京
メンバー 単独 
待崎川・滝根入川・右俣
◆安房鴨川駅前の観光案内所で電動式アシスト自転車を借りる。今日は青色の自転車にする。観光案内所の美人の
女の子が房総の鴨川でホフログスのジャンバーを着ているので珍しいなと思って話しかけたら札幌出身の女性だっ
た。北海道の話をしたらキリがないので少し話をして出発。先週来ているので地図も見ずスムーズに保台ダムの奥の
花木園まで行く。お花見広場のテーブルで着替えようと思ったら進入禁止なのにバイクで入ってきてテントが張ってあっ
たので花木園で準備をしていたら管理の方が軽トラで来たので話をしたらここの沢や道を知っていて地元の人でかなり
山に入っている人なんだなあと思った。管理のおじさんが「テントの人は寒くなかったかなあ」と言うので「あれはまずい
でしょう」と言ったら「良いんだよ」だって。車両進入禁止の所を入って来てテント張って泊まってもここは注意されないん
だ。あそこのテント場は私も考えたんだよね。水、トイレ、テーブルと揃っているからな。おじさんは「もう少し早く来れば
紅葉が綺麗だったのに」と言ったが知っていますって、こちらとて都合がありますわ。今回は花木園から山道を利用し
て98メートル二俣まで行くつもりなのだがこの道もあまり良くない。沢が近づいた所で入渓。少し入渓するのが早かっ
たみたいだ。道もないし目印もないからここだと思ったのだがもう少し先まで行けるようだ。二俣から東沢の分岐を右に
見送り房総らしい沢を幾つか出てくる二俣は水量のある方、または多い方を進む。最後はスラブが立って来て登るとズ
リズリ滑って登れる傾斜ではなくなってきて横の尾根をあがると元清澄山に行く手すりのある登山道が見えた。登山道
に出て左に行き左側を注意しながら歩くが中俣と右俣の中間尾根は下降点にテープが沢山あり直ぐ見つける事が出
来た。中間尾根を数十メートル降ると中俣右沢の終了点に出た。中間尾根はテープが沢山あり迷うことはない。
電動式アシスト自転車 98m二俣 右俣
右俣 右俣 右俣右沢二俣
右俣 右俣 右俣
源頭部 最後はスラブになってくる 奥壁
東海自然歩道に出ました この標識がある所が下降点 下降点にはテープが沢山ある

鴨川富士(立岩山・長狭富士)
◆帰りは先週知った鴨川富士(立岩山・長狭富士)を登りに行く。鴨川富士は幾つかの登る道があるがアシスト自転車
の利点を最大限利用するため標高の高い立岩トンネルを超えて立岩観音堂の前まで自転車を入れそこから歩く。これ
がまた悪い道で標識こそないがテープが頻繁にあるので迷うことはないが余りの急登でロープが付いていた。鴨川駅
前のジャスコで夕食、朝食、酒、つまみ、行動食を購入して自転車を返却して隣駅の太海に向かう。素泊まりで予約し
ておいた民宿に行き3150円の所、3000円にまけてくれた。昼間から温泉に入り酒を飲んで久し振りにテレビをたっ
ぷり見てのんびした。
鴨川富士(立岩山・長狭富士) 立岩観音堂 急登でロープがある
鴨川富士の山頂にて 鴨川富士の山頂から鴨川の町 鴨川富士の三角点
鴨川富士の山頂の様子 鴨川富士の北尾根 ノーマルルートはここから

待崎川・滝根入川・中俣左沢
◆太海駅7時51分の電車に乗るつもりだったが5時に起きてしまい7時5分の電車に乗って隣駅の安房鴨川に行く。
一時間程待つと観光案内所の女の子が来る。観光案内所は9時からなのに「早いね〜」と言ったら「今日はゴミを出さ
なくてはならないから」と台車にゴミを乗せて運んでいた。観光案内所って結構ゴミが出るんだ〜。手続きを済ませまだ
他の案内所の係員が出勤する前にレンタサイクルを借りる事が出来た。今日は昼から雨模様の天気予報なので少し
でも早立ち、早帰りで昨日みたいにのんびりは登れない。前日より一時間早くスタート出来た。保台までの道のりも若
干近道を行く。花木園から98メートル二俣まで昨日は少し早く沢に降りすぎたので今日は二俣手前まで行ったが最後
の沢に降りる所が危ない。125メートル二俣で中俣左沢に入り細い沢だが良い感じが続く。139メートル二俣は左に
入ると大きな岩がゴロゴロした景観に変わる。145メートル二俣も左に入ると源頭部の様相になる。180メートル二俣
は真ん中の尾根に取り付き急な斜面を登って支尾根を一登りすると元清澄山の稜線登山道に出た。房総の沢の特徴
に沢の最後は傾斜の強いスラブか奥壁で両岸が深く切り立っていて登れないのでその手前で鹿道や掴める木がある
内やバンドがあったら尾根に取り付いた方が良い。元清澄山からの下りは「大周遊コース」と言うのを降りるが急で滑り
やすい。それでも一番良い下降路だ。水量は昨日より少なくなっていて登山口の堰堤渡渉点など登山靴でも塗れない
で渡れる。先週来た時はこの渡渉点は足首まで水があった。駅までの帰り道で「この菜の花は食用ですご自由に摘ん
でお持ち帰り下さい」と菜の花畑に看板が出ていたので早速菜の花を摘んで持ち帰りました。
前原海水浴場、サーフィンやってた 98m二俣 中俣
125m二俣 左沢は細くなる 左沢のハイライト
左沢 左沢の倒木がうるさい所 左沢
139m二俣 大石がゴロゴロ 145m二俣
源頭部 180m二俣 支尾根
この看板の付近に出る 東海自然歩道に出た所 元清澄山の山頂にて
大周遊コースの下降点 大周遊コース 大周遊コースのロープがある所

◆せっかくなので保台ダムをいつもは右回りに行くのだが左回りで行ってみた。やはり左回りは遠い。3本登って下降
路を2本使っておおよそ滝根入川の流域を把握できてきた。歩ける道は色々と歩いてみてどこがどうなっているか随分
分かってきた。

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