◆JR横川駅から御岳東稜も下降する登山道のある尾根も見える。取付きは妙義湖とダムの分岐の所で藪コギから始
まる。踏み後を見つけながら尾根に上がると御岳と言う山名からして東稜は石碑が10個ほどあり昔の信仰の登路だっ
たことが伺える。中間部岩稜帯まではハッキリした踏み後を登る。中間部岩稜帯はエアリアマップで「豊順上の大壁」と
書かれている所だ。この中間部岩稜帯は左のルンゼに入るとロープがぶら下がっていた。ルンゼを一番上まで行って
右側へトラバース。そこから岩と木を掴みながら垂直部分を登ったが枯れ木は折れるし岩も剥がれる。全体的に岩は
しっかりしていたがこの部分は悪かった。しばらくナイフリッジを歩き衝立岩は右側から巻いて上部へ木登りだが、ここ
も難所で緊張する所。ここを過ぎてしまえば核心部は終わり一息入れた。後は稜線まで左右眺めながら岩稜帯は殆ん
どが妙ヶ沢側から巻ける。石門も左から巻いてしまったので戻って潜りなおした。東稜の最後は笹の藪コギで(踏み後
は明瞭)急登。終了点は御岳の山頂ではなく隣の祠のある御岳北峰に出た。
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御岳東稜 |
下降の尾根 |
御岳東稜取付き |
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最初の石碑 |
東稜のツツジ |
石碑の見晴台 |
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中間部岩稜帯が見えてきた |
中間部岩稜帯の始まり |
登路のルンゼ |
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ルンゼ内のトラロープ |
ルンゼ上は右へトラバース |
ナイフリッジ状尾根 |
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衝立岩 |
妙ヶ沢側 |
核心部終了 |
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快適な尾根 |
石門 |
終了点の御岳北峰 |
◆御岳山頂を往復して登山道で横川へ下山。登山道と言っても険しいが標識と鎖があるだけましだった。東稜は赤布
は一つも発見できなかった。麻芋の滝は見た事がないのでアイスクライミングの偵察も兼ねて見てきた。相当冷え込ん
だ年でも水量が結構あるので凍らないのが分かります。休憩は東稜の核深部を過ぎた所と御岳の山頂の2回、横川駅
から歩いて一周して横川駅まで戻って行動時間4時間半だった。かなり速いペースだった。
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御岳からの表妙義 |
御岳の山頂にて |
御岳からの浅間山 |
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下山道の岩小屋 |
産泰山の山頂 |
麻芋の滝 |
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