湯西川・明神ヶ岳、帝釈・湯西川流域 マゴリ沢左俣 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2012年6月10日(日)〜11日(月) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
6月10日(日)東京=湯西川温泉駅=バス=一ツ石バス停〜辺りをウロウロ〜マゴリ沢橋〜送電線巡視路〜第一鉄塔〜第二鉄塔〜日向明神〜明神ヶ岳〜往路を戻る〜一ツ石=バス=湯西川温泉駅=川治温泉湯元駅「一柳閣本館」泊 6月11日(月)川治温泉「一柳閣本館」前=バス=マゴリ沢橋〜林道〜入渓〜690m1:2二俣は右 〜林道横切る〜830m1:1二俣は左〜尾根〜巡視路合流〜第二鉄塔〜第一鉄塔〜マゴリ沢橋〜一ツ石=バス=湯西川温泉駅=東京 |
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メンバー | 単独 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
湯西川・明神ヶ岳 ◆練りに練った未踏の沢、資料も沢山プリントアウトして持って来たが湯西川ダムが完成して道路も沢もなくなっていた。最新の地図にも載っていない。参った、どこに要るのかも判らず。湯西川流域の栗山沢を遡行して明神ヶ岳に登り尾根で下降すると言う計画でしたが昨年からかなり山の方に新しい道が出来てバスの運転手もトンネルばかりでどこが昔の沢とか分からないと言う。GPSで栗山沢を探して一ツ石バス停で降り手前の沢が栗山沢と特定できダムを降りバックウォーターを詰めようと思って降りたが非常に危険な感じがしたので上の尾根を登ろうと行ったがやはり良い所はなく戻りバス停の先を見に行ったりしたが鉄塔が見えるので戻ればマゴリ沢だと分かったのでトンネルを一つ戻ると次のトンネルが明神ヶ岳トンネルと書いてある、橋はマゴリ沢橋と書いてあるので新しいマゴリ沢橋と言うことだ。既にこの場所がマゴリ沢の二俣なので送電線巡視路の尾根で明神ヶ岳を往復する。登山道はなく看板も何もない、山頂だけ山名板があるだけ。ウロウロして一時間ロスして明神ヶ岳へ向けて出発したのが10時間半、かなり急がないとならない。第一鉄塔に沢装備をデポして荷物を軽くする。第二鉄塔までは巡視路なので道はあるがそこから先は行きなり道が無くなる。GPSがなかったら敗退していただろう今回のダム完成アクシデント、明神ヶ岳の尾根でも何十回とGPSをみた。途中から雨が降って来たが雨具を着ないで傘だけで歩き通したので靴、靴下、ズボンとビッショリでした。登り3時間、下りは2時間半で明神ヶ岳を往復した。GPS位ないと登れない難しいルートだった。普通は明神ヶ岳を登るのは裏から登るのが主流のようです。それの方が時間も距離も短く分かりやすい。時折赤布を発見すると「ほっ」とした。日向明神の手前は急登で笹を掴みながら登るが降りるのも大変だった。尾根も間違いやすい所が幾つかあった。栗山沢はダムに沈み、翌日の計画はサル沢遡行マゴリ沢左俣下降と言う計画だが帰りにバスから見たらサル沢は完全にダムに埋まりなくなってしまった。マゴリ沢はダムになっていないので大丈夫だが下降は送電線の下を歩いてマゴリ橋にダイレクトに降りられそうだった。
帝釈・湯西川流域 マゴリ沢左俣 ◆川治温泉から直接バスで行くがお客さんは私一人なのでマゴリ沢橋で降ろして貰う。左俣は堰堤があり廃道の林道を終点まで行き入渓。幾つかの堰堤を梯子で越えて行くと林道が横切り沢は土管でトンネルになっている。林道の上に更に二つ堰堤があるが梯子が有るのでこれを使う。やっと沢らしくなってくる。予定では690m1:2二俣を入り高土山方向にいくはずだがとても小滝が連続してかかっている沢には見えないし倒木が多そうだ。時間もあるので本流を行くと830m1:1二俣は右に行けば第二鉄塔の方にでられるが高土山経由で降りようと思うので左に行く。尾根に出たら左方向に行こうと思ったが背丈以上の笹薮なので右に行きひと下りでコルで巡視路と合流する。少し登って第二鉄塔に出てここで着替える。明神ヶ岳は今日も雲がかかっている。後は昨日と同じ道を行く。一ツ石バス停では余り待たずにバスが来たが湯西川温泉駅で50分待ちでした。全行動時間は2時間半でした。 ◆「帝釈山脈の沢」(白山書房)に出ているマゴリ沢左俣下降は690m1:2二俣を降りてきている。 ◆道の駅で湯西川ダム完成模型を見たら湯西川流域右岸、左岸とも全滅しました。湯西川流域は残すはダムより奥と言うことです。
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