足尾・松木沢 無名沢
2018年1月13日(土)
東京=銅親水公園〜松木沢〜渡渉〜無名沢出合〜無名沢〜懸垂下降2回〜出合〜銅親水公園=本庄児玉IC=関越道=東京
メンバー 田中、石田
★無名沢は丁度10年前に松木沢アイスクライミングに訪れた時に登っている人たちがいてそれが脳裏に残っていてルート図に紹介されているルートは全部登ってしまったので行くことにした。無名沢は名前がないから無名沢ではなく「日本登山大系」で無名沢と記載されている。ネット上では無名沢のアイスクライミングは1件もヒットせず「日本登山大系」では稜線まで4m以上の滝が25個以上あり突き上げていると書かれている。なぜネットに出ないかは多分よほど冷えた年でないと凍らないからだと思う。最近松木沢にアイスクライミングに行っても無名沢は凍っていない。なので今シーズンは無名沢のチャンスだと思った。石田さんに朝5時に向かいに来てもらい時間があるからと一般道で銅親水公園まで行く。丁度3時間で気温−10度で寒い。1時間歩いて無名沢の対岸に来たが渡渉点で水の中に入るので迷って時間を食った。僕は渡渉で転んでびしょびしょになった。「日本登山大系」ではF1は15mと記載されているが10mもないと思う。凍っているので登攀開始。田中がリードでF1とその上のナメを登って1ピッチ目を切る。沢は何とか凍っている状態でたまに踏み抜きや水が流れている。行ける所まで登って下りは懸垂下降をするつもりでザックは取り付きにおいてきた。石田さんが懸垂用にもう1本ロープを入れてザックを背負ってきている。下降はアバラコフ、ロックハーケンなどを用意してきた。3ピッチ目で釜の氷が薄くて登れなくなったのでそこで終了する。小滝を数個登っただけであったがこれが一番良い状態の無名沢だろうと納得した。下降は懸垂シングル1回、ダブル1回で取り付きに戻った。赤色のテープシュリンゲを下降用に木に残置してきた。大薙沢出合近辺にテント3張りがあった。行動時間は4時間半。
     
 銅親水公園からの眺め  ジャンダルム  対岸からの無名沢
     
 渡渉点  無名沢F1  小滝
     
 小滝  石田さん  小滝
     
 小滝  小滝  ここで終了
     
 懸垂下降  松木沢の河原から  天気は風もなく最高

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