比良・堂満岳北壁第一ルンゼ、中ノ谷αルンゼ〜右岸尾根
2018年3月12日(月)〜13日(火)
3月12日(月)東京=JR京都=JR比良駅〜イン谷口〜大山口〜正面谷〜取り付き〜堂満ルンゼ〜堂満岳〜東レ新道〜金糞峠〜大山口〜JR比良駅=JR大津京駅「ビジネスホテル西大津」泊
3月13日(火)JR大津京=JR志賀駅〜中谷出合〜大堰堤〜二俣〜左俣〜αルンゼ〜右岸尾根〜キタダカ登山道〜天狗杉〜JR志賀駅=京都=東京
メンバー 単独
 比良・堂満岳北壁第一ルンゼ
3月12日(月)東京=JR京都=JR比良駅〜イン谷口〜大山口〜正面谷〜取り付き〜堂満ルンゼ〜堂満岳〜東レ新道〜金糞峠〜大山口〜JR比良駅=JR大津京駅「ビジネスホテル西大津」泊
★昨年から暖めてた計画で折角京都まで行くのでαルンゼと堂満ルンゼのセットを考えた。時期は適度の雪がある1月下旬から3月上旬だろうと決めた。後は休みと天気次第なので来年になるのかもっと先になるのかは分からないが今冬にやりたいと思っていた。だらだらしていたらチャンスは全部逃げてしまう。仕事で疲れている体に鞭打って登らなければならない。比良駅から取り付きまで初めて歩く所なので地図を見ながら一時間半かかった。当初アプローチシューズを持って来る予定だったがアイスクライミングで使用している冬靴がザックに入らなかったのでアプローチシューズなしで固い冬靴でコンクリートを歩くのは辛いと駅にタクシーがいたら行きだけでも使おうと思ったが駅員さんに聞いたらタクシーは呼ばないと来ないと言われた。取り付きでGPSで確認して雪のないルンゼに入ると直ぐに二俣のようになっているが左は斜面、真ん中が中央稜、右の細いのが堂満ルンゼだ。雪が出てきてアイゼンとピッケルを出す。下部は雪が溶けて滝が出ているが何とか登れる。途中大きな落石があったので速効でルンゼを登る。雪が硬くアイゼンが利いて登りやすいが結構斜度が強い。標高差400mのルンゼを1時間で登り抜けた所が堂満岳の山頂。雪が少なくタイミングはギリギリだ。残雪期の様子でした。下降は第三ルンゼの計画だがこの感じではルンゼの下降は有り得ないので登山道で下るが東稜道が比良駅に行くのに近いがトレースがないのと籔っぽかったので金糞峠経由で下山の東レ新道も良く分からずトレースと雪稜に誘われて南比良峠に行く道まで降りてしまい何かおかしいとGPSでチェック。2〜3ルンゼも何となく分かったがこの時期の下降はやはりない、落石、下部で滝が出ていたらどうしようもない。行動時間は5時間。ダブルストック、ワカン、ダブルアックス、アイゼンと装備してきたがストック、ワカンは全く使わず。
 
     
 打見山  堂満岳  イン谷口
     
 大山口  堂満ルンゼ出合  堂満ルンゼ
     
 堂満ルンゼ  堂満ルンゼ  堂満ルンゼ
     
 堂満ルンゼ  堂満ルンゼ  堂満ルンゼ
     
 振り返ると  開けてきた  振り返ると
     
 堂満ルンゼ  堂満ルンゼの最後  堂満岳にて
     
 琵琶湖  金糞峠方面  金糞峠

比良・中ノ谷αルンゼ〜右岸尾根 
3月13日(火)JR大津京=JR志賀駅〜中谷出合〜大堰堤〜二俣〜左俣〜αルンゼ〜右岸尾根〜キタダカ登山道〜天狗杉〜JR志賀駅=京都=東京
★4時半頃起きてしまったので6時過ぎの始発で出発。志賀駅を6時半に出発。地図を見ながら中谷出合に行くとここまでは車が入れる事が分かりその先は崖崩れで歩くのも危ない感じで大堰堤手前に雪のルンゼがあったのでこれかと思って確認すると違い大堰堤をどうやって越えるかが問題だ。右側から少し高巻いて降りたら大きな河原で二俣、左俣に入り直ぐにαルンゼがあるが近寄らないと判らないため行き過ぎてしまいGPS などで確認すると小さな出合のαルンゼを発見。雪がないのでアイゼンを付けて右から巻いて登る、沢に降りてアイゼンを外して進むが冬靴でスラブの岩はヤバイので右岸の尾根に上がる。一時間も登れば登山道に出る計算。酷い籔コギではないが籔です。右岸尾根から見た感じではαルンゼの上部は雪で白かった。アプローチが分かったので次回は沢登りでリベンジです。昨日、今日と連続で湖西線の駅から標高差1000m近く登り降りした。しかも一回も使用しなかったダブルストック、ワカン、バイルなと持って。良いトレーニングです。行動時間は4時間15分。

     
 中谷出合  林道崩壊  地形図でガレの所、天狗杉に出る
     
 大堰堤  二俣  αルンゼ出合
     
 αルンゼ  αルンゼ  右岸尾根
     
 右岸尾根  キタダカ登山道に出た所  天狗杉

back