比良・安曇川流域 荒谷、中ノ谷αルンゼ 
2018年6月13日(水)〜14日(木)
6月13日(水)東京=JR京都=JR堅田駅=バス=細川〜荒谷橋〜林道〜入渓〜斜8m〜二段18m〜8m直爆〜二俣〜右俣〜トユ状〜奥の二俣〜右俣〜登山道〜釣瓶岳〜イクワタ峠〜笹峠〜地蔵山〜地蔵峠〜横谷峠〜畑バス停=バス=JR近江高島駅=JR石山 民泊「石山一の房」泊
6月14日(木)JR石山駅=山科=JR志賀駅〜車道〜大岩谷〜中ノ谷〜大堰堤〜αルンゼ出合〜出合7m〜10m〜15mCS〜5mCS〜3mCS〜30mチムニー〜20m〜ガレ〜登山道〜天狗杉〜JR志賀駅=JR京都=東京
メンバー 単独
6月13日(水)東京=JR京都=JR堅田駅=バス=細川〜荒谷橋〜林道〜入渓〜斜8m〜二段18m〜8m直爆〜二俣〜右俣〜トユ状〜奥の二俣〜右俣〜登山道〜釣瓶岳〜イクワタ峠〜笹峠〜地蔵山〜地蔵峠〜横谷峠〜畑バス停=バス=JR近江高島駅=JR石山 民泊「石山一の房」泊
比良・安曇川流域 荒谷
★堅田駅に着いたら小雨が降っていた。あわてて天気予報を見たが比良の南部は雨雲が流れているが今日行くのは北比良なので大丈夫だ。天気予報を調べて来ているのに現地で変わってしまうのは辛い。バスに乗っていた登山者は皆さん坊村で降り終点の細川まで乗っていたのは自分だけで運転士にどこに行くのか聞かれてバス停より先の回転場所まで乗せてくれた。北へ少し歩いて荒谷橋があり沢は直ぐに特定出来たが林道から入る予定の林道を見つけるために少し先まで歩いたが離れすぎてしまうので戻り荒谷橋の対岸の駐車スペースで着替えた。荒谷橋の横の草むらを歩くとそれが林道だった。ゲートが壊れていて先に新たなゲートが出来たためわからなかったが下部は堰堤が幾つかあるので順視道を行き尾根方面と別れる所から入渓。荒谷と言うだけに沢の中も荒れている。滝の特定がよく分からずCS5mで特定出来斜爆8mは大岩の下を潜り抜けて二段18mは右から巻き8m直爆も登れないので右壁を登り巻くがトラバース地点が崩壊しているので上まで追いやられた。二俣から右俣に入りトユ状の辺りが藪っぽい。奥の二俣から右俣に入り登山道まで詰める。朝から山は雲の中で何も見えない。気温は10度代だろう、手が冷たい、風は強い、そのお陰で蛭が出なくて良かった。下調べの段階では蛭は里に近い所で発生していて山の上の方は風が抜けるので蛭は少ない予想だった。遡行時間は2時間半。北に比良の縦走路を進むが新緑で綺麗だ。次第に天気も回復していき標高を下げれば暖かくなる。畑の棚田を降りてバス停で1時間待ち。行動時間は4時間40分。宿はネットで和室、個室と書いてあったから旅館かと思い予約したら民泊だった。Card決済前払いで3900円、他にお客さんはいないので一軒家を貸切りで快適。まさかの初めての民泊です。
 
     
 荒谷橋  林道ゲート  堰堤
     
 小滝  倒木  CS5m
     
 斜8m  二条斜8m  4m
     
 二段18m  3m  8m
     
 二俣  4m  トユ状
     
 二段6m  奥の二俣  沢の最後
     
 登山道に出た所  釣瓶岳  霞んでる
     
 リトル比良  稜線  イクワタ峠
     
 ササ峠  地蔵山  横谷峠

6月14日(木)JR石山駅=山科=JR志賀駅〜車道〜大岩谷〜中ノ谷〜大堰堤〜αルンゼ出合〜出合7m〜10m〜15mCS〜5mCS〜3mCS〜30mチムニー〜20m〜ガレ〜登山道〜天狗杉〜JR志賀駅=JR京都=東京
比良・中ノ谷αルンゼ
★三ヶ月前に来たばかりなのでアプローチは容易だ。大堰堤の巻きが前回は微妙だった所がありあの危険な巻きはやりたくないと思っていたが踏み跡のある巻きがあり取り付きに梯子のようなものがあると言う情報でそれを見つけて容易に巻けてαルンゼ出合で着替えた。駅から出合まで1時間10分。沢靴を入れているビニール袋に蛭が二匹いたので蛭避けスプレーで殺す。昨日、被害はなかったがやはり蛭がいたと言う事だ。αルンゼは皆、ロープを出して登っていてチムニーはザックがひっかかるから別にあげている。ガイド本にもその様に書いてある。どの滝も三級+を越えるものはない。僕は単独、ロープなしだが登れなかったらたいていの場所は右岸尾根にあがれる事を三ヶ月前に確認している。三ヶ月前に最初の方しか見ていないが沢靴なら快適に登れるのではないかと思い今日は三ヶ月前のリベンジです。出合7mは中央、10mは左から右、4m、6m、5mは容易。15mCS、5mCS、3mCS共に右から乗っ越す。30mチムニーはチムニー自体は10m程、チムニーの中に3本ランニング用のピンがあった。最初はチムニーを登りザックが引っ掛かり出して中央を登った。倒木帯が暫くあり最後の20mは右のガリーから登り上で左に移った。ガレを登り右岸から尾根に出た。αルンゼには15本以上のピンが打ってあった。遡行時間は1時間半。前回と同じ登山道で志賀駅に降りた。全滝直登フリーソロ出来たのでこれでもう来ることはないでしょう。沢登りと言うよりアルパインで納得の行く山が出来た。下山時は平日にも関わらず快晴の天気なので20人位のハイカーが登って来た。行動時間は4時10分。

     
大 堰堤の巻きルート  大堰堤  7m、10m
     
 6m  5m  CS15m
     
 Cs5m  3m  残置
     
 残置  30mチムニー  30mチムニーの上部
     
 見下ろす  20m  ガレ
     
 稜線まで登る  登山道に出た所  天狗杉

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